2015年度第4回定例会を7月15日に行いました。

勉強会パート

今回は、社会福祉法人あおぞら共生会の明石洋子さんを講師にお招きして、「本人の自己決定をどう支援していくのか、合理的配慮に基づく支援方法について~42歳の知的障害を持つ自閉症のわが子の支援から考える」のテーマでお話いただきました。

猛然と勉強して高校合格を果たし、さらに一般の公務員試験にも合格して周囲を驚かせた息子さん。明石さんは「思いに寄り添い、思いを育む」というモットーをもってその頑張りを支えてこられました。障害者権利条約が批准された今、振り返ってみれば、それはまさに意思決定支援における「意思形成支援」「意思実現支援」そのものでした。

明石さんは、「息子は高校に行ったので、○○で働く進路があることをクラスメートの職場の話から知ったのです。私との関係性だけでは公務員への道はあり得ませんでした」とおっしゃいます。地域に生きて、様々な関係性の中で豊富な選択肢を知り得たからこそ、十分な意思決定が可能となったのです。意思決定支援を考えるうえで、とても示唆に富むお話を伺いました。ありがとうございました。

事例検討会パート

定例会における事例検討では、実際のケースを参考に架空事例を設定し、参加者がそれぞれの立場から意見を出し合って解決策を検討するとともに、各専門分野の知見を学び合う場としています。

今回は、地域での一人暮らしで騒音トラブルを起こしてしまう事例を検討しました。詳細は、事例集のページをご覧ください。