2021.10.30

12/11(土)開催!東京TSネット主催セミナーVol.3「誰も排除しない地域へ ―アメリカのリーガルソーシャルワークから豊島の実践まで―」のご案内

生活の中でさまざまな課題を抱えている方が、自分らしい暮らしを実現していくには、本人の努力だけでは困難だったりします。
特に、罪に問われた人が暮らしていくうえでは、孤立や周囲の偏見なども重なります。
こうした方々を受け入れ、支えていくために、「地域」は何ができて、何をすべきなのでしょうか。
今回のセミナーでは、ミシガン大学ソーシャルワーク大学院に留学し、海外の公設事務所にてソーシャルワーカーとして活動した経験をもつ弁護士の谷口太規さんから、海外におけるコミュニティづくりや罪に問われた方への福祉的な支援についてご講演いただきます。
あわせて、NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク代表の栗林知絵子さんから、豊島区でのコミュニティづくりの実践についてご講演いただきます。
どんな地域を目指していくのか、そのヒントがたくさん得られるセミナーになると思います!
皆さま、ぜひご参加ください!

東京TSネット主催セミナーVol.3
「誰も排除しない地域へ ―アメリカのリーガルソーシャルワークから豊島の実践まで―」

●日時:2021年12月11日(土)14:00-17:00
●方法:会場とオンライン(Zoom)の並行開催
※会場:東京都新宿区揚場町2-1 軽子坂MNビル(株式会社TKC東京本社2階)
●講師:谷口太規さん(弁護士・NPO法人CALL4代表理事)、栗林知絵子さん(NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長・民生委員児童委員)
●参加費:2,000円(学生の方は無料)
●申込先:https://tokyo-ts-seminar3.peatix.com/view

【講師のご紹介】
谷口太規さん(弁護士・NPO法人CALL4代表理事)
2006年に弁護士登録。公益分野を中心として民事・刑事・行政事件に従事。
また、地域で子どもの貧困を防止するための学習支援団体を立ち上げ、運営を行う。
2015年にはフルブライト奨学生としてミシガン大学ソーシャルワーク大学院修士課程に留学。
大学院でコミュニティオーガナイジングを専攻。
卒業後はミシガン州立公設弁護人事務所に地域定着コーディネーターとして勤務し、無期刑を受けた少年受刑者の社会復帰支援に携わる。
2018年に帰国し日本での弁護士活動を再開。
2019年5月より弁護士法人東京パブリック法律事務所代表。
公共訴訟を支援するウェブプラットフォームCALL4(コールフォー)を運営するNPO法人CALL4代表理事でもある。

栗林知絵子さん(NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長・民生委員児童委員)
東京都豊島区在住。2004年より池袋本町プレーパークの運営に携わり地域活動を始める。
自他共に認める「おせっかいおばさん」である。
地域の子どもを地域で見守り育てるために、プレーパーク、無料学習支援、子ども食堂など、子どもの居場所を点在化して、子どもと家庭を伴走的に支援している。
「特定非営利活動法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」の受賞経歴等
2015年度 「あしたのまち・くらしづくり活動」内閣官房長官賞受賞
2015年度 東京都女性活躍推進大賞を受賞
2016年度 ソロプチミスト財団社会ボランティア賞 受賞
2016年度 第9回日本女子大学家政学部賞 受賞
2017年度 日本地域福祉学会 地域福祉優秀実践賞 受賞
2018年度 第8回地域再生大賞 準大賞 受賞
著書:「子ども食堂をつくろう!―人がつながる地域の居場所づくりー」(2016年、明石書店)